幸せの形なんて、こんなにも不確かで。
失って、迷って、立ち止まって。
それでもまた、誰かや何かに手を伸ばしていく。
今年のノミネートは、
そんな人間の弱さと強さを、静かに映し出している。
第62回百想芸術大賞 テレビ部門作品賞ノミネート5作品
パイン ならず者たち

人は、どこから“引き返せなくなる”んだろう。
あらすじ
一発逆転を夢見た人間たちの、欲望と狂気。
1970年代の韓国を舞台に、
沈没船に眠る財宝を巡って動き出す群像劇。
夢、欲、裏切り——
人間の“醜さ”と“必死さ”がむき出しになる。
重めのテーマだけど、エンタメとしての引きも強い。
一気見したくなる中毒系。
見どころ
欲に突き動かされた人間が、どこまで堕ちていくのか。
一発逆転を夢見るだけだったはずなのに、
気づけば引き返せない場所まで踏み込んでいる。
“もし自分だったら”と考えた瞬間、少し怖くなる。
人間のリアルな弱さが、じわじわ迫ってくる。
視聴方法
👉 ディズニープラス(スター)独占配信
\ Disney+で観る /
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ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語

失って初めて、自分が何でできていたのかを知る。
あらすじ
すべてを持っていたはずの男が、すべてを失う。
転落劇から始まる、中年男性の“人生の再構築”。
派手な展開はないけど、
だからこそリアルに突き刺さる。
仕事、家庭、肩書き——
それを失ったとき、自分には何が残るのか。
観ながら、ちょっと怖くなるタイプの作品。
見どころ
築き上げてきたものが崩れたとき、人はどう生きるのか。
肩書きも、安定も、当たり前だった日常も失ったあとに残るもの。
そこから見えてくる“本当の自分”。
派手じゃないのに、妙に現実的で、
気づくと自分の人生に重なってくる。
視聴方法
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未知のソウル

別の人生を生きてみて、やっと自分が見えてくる。
あらすじ
顔は同じなのに、人生はまるで違う。
正反対に生きてきた双子の姉妹が、ある危機をきっかけに“入れ替わる”ことで始まる物語。
誰かの人生を生きることで、初めて見えてくる自分の輪郭。
そして、その中で見つけていく愛と意味。
よくある設定に見えて、これはかなり“内面をえぐるタイプ”。
静かに、自分自身を見つめさせられる一本。
見どころ
“別の人生を生きる”ことでしか見えない、自分の輪郭。
他人になりきるほどに、逆に浮かび上がってくる本音や違和感。
自分がどんな人生を望んでいたのか、突きつけられる。
静かな物語なのに、内側を揺さぶられる感覚が強い。
視聴方法
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👉 物語の余韻を、もう少しだけ引き延ばしたい人へ。
暴君のシェフ

たった一皿で、人は変わることがある。
あらすじ
一番異色で、一番バランスがいい。
タイムスリップ×宮廷×料理という設定の中に、
しっかり人間ドラマが詰まってる。
暴君と呼ばれる王と、現代から来たシェフ。
“食”を通して変わっていく関係性が面白い。
重くなりすぎず、でもちゃんと刺してくる。
このラインナップの中では、少しだけ“救い”寄り。

見どころ
“食”が人の心を変えていく瞬間。
権力や恐怖で支配されていた世界に、
たった一皿の料理が小さな変化を生む。
重い空気の中に、ほんの少し差し込む温かさ。
このラインナップの中で、呼吸を整えてくれる存在。
視聴方法
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👉 物語の余韻を、もう少しだけ引き延ばしたい人へ。
ウンジュンとサンヨン

最後に残るのは、言えなかった気持ちかもしれない。
あらすじ
この中でいちばん、静かに壊してくる。
親友であり、ライバルでもあった二人の人生。
再会のタイミングで突きつけられる“終わり”。
限られた時間の中で振り返る記憶と、言えなかった感情。
これはもう、“泣かせにきてる”というより
気づいたら涙が出てるタイプ。
余韻が長く残る作品が好きなら、間違いなくこれ。
見どころ
言えなかった気持ちと、取り戻せない時間。
親友であり、ライバルでもあったふたりが、
人生の終わりに近づいたとき、やっと向き合う感情。
大きな出来事よりも、何気ない記憶が胸を締めつける。
観終わったあと、しばらく余韻が抜けない。

視聴方法
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👉 物語の余韻を、もう少しだけ引き延ばしたい人へ。
まとめ
どの作品も、何かを失っている。
関係だったり、時間だったり、
思い描いていたはずの未来だったり。
それでも、そこからまた何かを見つけて、
少しずつでも前に進んでいく。
今年のノミネートは、
そんな不確かで、それでも確かに続いていく“人生”を描いた作品たち。
観終わったあと、きっと少しだけ、
自分の歩いてきた道を振り返りたくなる。























